ベニバナはキク科の一年草(いちねんそう)または越年草(えつねんそう)で、末摘花(すえつむはな)という美(うつく)しい古名(こめい)も持っています。昔は染物(そめもの)の材料としてとても重宝(ちょうほう)され、江戸時代(えどじだい)には最上川(もがみがわ)流域(りゅういき)はベニバナの一大産地(いちだいさんち)となり、船(ふね)で京都(きょうと)や大阪(おおさか)まで運(はこ)ばれ、高級品(こうきゅうひん)として人気(にんき)がありました。
(1)のサクランボは山形県の木に指定(してい)されています。